The Alchemist/夢を旅した少年 [Books]
「人が何かを望む時、宇宙全体が協力して夢を実現させようとする」という言葉がとても印象的な作品です。人は夢に向かっている途中、『自分の夢は実現できるのだろうか?』、『自分の目指している方角は当っているのだろうか?』、『もう別の夢に乗り換えてみようか?』と思うことがよくある。勿論こういう考えに到ったことがるのは僕だけではないでしょう。
しかし夢に向かう過程で生じる悩み、苦痛、困難、喜び、怒り、悲しみ等の感情は全て「前兆」で、それらを身を持って体験し、理解することで自分を洗練し、そうすることによって夢に近付くことができるとこの本は教えてくれた。
そうは言うものの、途中で夢を諦めてしまう人もいる。自分も夢を諦めたくなることが何度もある。本文中の言葉を借りると、こういう人々の表現は「オアシスを目の前にして死んでしまう人」と書いてあった。自分はこれを見たとき自分を恥じた。誰でも夢に到達することができる。夢というゴールが見えているのに途中で諦めようとするのはなんて愚かなことだろうと思った。
こういった事はとても単純なことだけど、実際に言われみて初めて気が付くことなのではないかと思う。この本を手にしたとき自分は夢を諦めかけていた。これもまた前兆なのだろうか?!
夢を見ることの大切さ、夢を追求することの大切さ、そしてその過程で生じる様々なことは夢をかなえるための大切な糧なのだということを主人公と一緒に体験できた本です。
P.S.ファンタジーなのに途中で苦痛を感じたり、飽きることは無かった。今まで読んだ小説の中で一番ためになったと思う。
先日はコメントありがとうございました。
私は今まさにくじけそうです。。夢を諦めてしまいそうww
素敵なブログですね。
また私のブログに来てくださいね。
by おじゃる丸 (2006-04-14 17:59)
トラックバックなぜか残せなかったのでURL一応書いておきます。
http://ojyarumaru.blog50.fc2.com/
by おじゃる丸 (2006-04-14 18:02)
こちらこそコメントありがとうございますm(_ _)m
この本には本当に勇気をもらいましたし、夢を持つことが人間にとってどれだけ大切な事なのか教えてもらった気がします。
by Bly (2006-04-14 18:49)