Miracle/ミラクル

根本的な内容はクール・ランニングスに似てます。80年の冬季オリンピックの決勝戦で無敵のソ連チームを打ち破ったアメリカ代表アイスホッケーチームの実話を元に映画化した作品。まったく背景の異なる大学生達、最初は個々の技量に頼り、チームとして成立していなかった彼らが、カート・ラッセルが演じる監督の厳しい練習を積んでいき、団結力を増していく様は何か心に響くものがあります。ラストで繰り広げられるアメリカｖｓソ連の対決は、アメリカ人じゃなくてもアメリカを応援したくなります。アイスホッケーを通して、友情や家族の大切さを教えてくれる作品です。

HOLES/穴

ルイス・サッカー著「穴」の映画化。主人公はひいひい爺さんのせいで現代まで呪いのわざわいに悩まされている青年＝スタンリー・イェルナッツ＝Stanley Yelnats。上から読んでも下から読んでもスタンリー・イェルナッツ。面白い名前でしょ？

スタンリーはある日突然空から降ってきたシューズを盗んだという濡れ衣を着せられてしまう。そしてグリーンレイクの穴堀を命じられる。ここにはスタンリーだけではなく、他にも犯罪をした少年達が集められており、毎日穴堀に興じているわけだが、勿論この「穴」こそが物語の中枢。

過去の歴史が1つに繋がる時、スタンリー家の秘密、ゼロの秘密、もと湖のグリーンレイクの秘密、穴を掘り続ける理由eｔｃ.が明らかになっていく。そして物語は衝撃のラストに突き進んでいく…。

という感じの笑いあり、涙あり、感動ありのサスペンスアドベンチャー。とても面白い。テンポが良いし、よく練られたストーリー。この映画って結構マイナーかもしれないけどかなり好き。

Cool Runnings/クール・ランニング

ジャマイカ人がボブスレーを通して仲間の大切さや、信じることの大切さ、努力することの大切さ、夢を持つことの大切さ、自分らしさを大事にすること等を教えてくれます。小学生の頃テレビで見て面白かったような記憶があったけど、どういう内容だったかすっかり忘れていたのでレンタルしました。子供の時はただ単純に面白い映画という記憶しかなかったけど結構感動する作品だった。特にラストが・・・(TT)

Haunted Mansion/ホーンテッド・マンション

ディズニーランドの人気アトラクション"ホーンテッド・マンション"の映画版。アトラクションの内容とも少し似てるかな？　エディマーフィーが主演のコミカル系映画なので本当に楽しめました。ゾンビがちょっと気持ち悪いですが小さな子供でも十分楽しめる映画だと思います。今度ディズニーランドに行ったら必ずホーンテッドマンションに行きたくなること間違いなしですね。(僕を含めて)

Captain Wolf/キャプテン・ウルフ

ヴィンディーゼル主演のキャプテン・ウルフ。バリバリの軍人ウルフがあることをきっかけに家庭崩壊さながらの家に滞在することに・・・。最初は軍人節を出しまくりのウルフであったが家庭崩壊(？)の事情を知り、皆の信頼を得、家族の暖かさに触れることによって自分自身も人間らしくなっていくというストーリーなのだが、真の恐怖が彼らに迫っていた・・・。

ディズニーの映画ということもあってか笑えるシーンや魂に響くシーンが随所に盛り込まれている。ちょっとお子様向けかもしれないが僕は楽しめた。

Sky High/スカイ・ハイ

素直に面白かった。あんな高校あったら絶対楽しいだろうと思わずにはいられない。主人公達の仲間も個性的で面白すぎる。続きがあれば良いなーと思ったけど最後に卒業までの話がつらつらと述べられていたから続きは無いと思われる。あのアメリカンコミック風の終わり方も良い。新鮮な心を保つためにはこういう映画を見るのは必須だ・・・。ということで面白さがこれだけでは伝わらないので興味がある人は公式サイトに行ってみて。ディズニーランドにこのアトラクション作ってくれないかなぁ。

Shanghai Noon/シャンハイ・ヌーン

ラッシュアワーにひけをとらない娯楽映画だと思います。このシャンハイ・ヌーン。色々と酷評がありますが僕は単純に楽しめました(ストーリーは別として)。こんなに笑えるシーンがある映画もそうないと思います。ジャッキーとロイのコンビは見てて危なっかしい所もあるけど最高のコンビだと思った。面白かった～。　ジャッキーの出てる映画でメダリオンってのも面白かった。

The lion,The witch and The wardrobe/ナルニア国物語第1章ライオンと魔女

あまり見る気がしなかったが人気に乗せられてレンタルしてみた。全体的にロード・オブ・ザ・リングのお子様セットという感じがしないでもないが、ナルニアに足を踏み入れた兄弟4人とアスラン率いるナルニア軍と白い魔女率いるゲテモノ軍の戦いは中々迫力がある。最後この兄弟4人はナルニアの王、王女に任命され、幸せに暮らしたとさ･･･で終わるかと思った。『あぁ、もう戦争が起きている現実の国にいる母親や肉親のことなんか忘れてんのか』で終わるかと思った。実際ラストでナルニアに依存して現実の国なんか忘れてそのまま大人になった兄弟4人が登場し、馬に乗って森の中で遊んでいる。とそこに始めてナルニアに足を踏み入れたときに見た外灯が・・・。ルーシー；「夢の中の中で見たことがある気がする・・・。」そして・・・。

いや、結局面白かったです。最後のああいう終わり方好き。第2章の情報がここにありました。どうやらナルニア国では1300年という月日が経過しているらしい。

A Sound of Thunder/サウンド・オブ・サンダー

タイムスリップパニック系映画　2055年の地球で恐竜狩りを目玉にする企業が作り出したタイムマシンで過去に行って歴史を変えてしまうというもの。タイムマシンの作りや、タイムスリップ中に少しでも動いたら過去でばらばらになる等のセリフはタイムラインを彷彿する。過去を変えたことによって進化が乱れ次から次に押し寄せる新たな進化の波によって植物、動物、人間までが別の進化を遂げることになる･･･。最後が少しあっけない気がしないでもない。

Night Watch/ナイト・ウォッチ

ロシア発のファンタジー3部作の第1作目のナイト・ウォッチ。ロシアではロード・オブ・ザ・リングやマトリックスを抜いたほどの人気作品。光と闇の勢力が大昔に決戦し、2つの勢力間で停戦協定が結ばれ光は夜を監視（ナイト・ウォッチ)し、闇は昼を監視(デイ・ウォッチ)するということになっているのだが、一人の青年が呪術師を使い妻を殺そうとしたとき今まで見えなかった物が見えるようになるところからストーリーがはじまる。終わり方も次回作を期待させる終わり方になっている。ファンタジーというよりもダーク・ファンタジーといった映画。